through the door Written by yun 2020年1月25日 通れない扉用意されていたはずの向う側を夢みる鍵穴は柔らかく開けようとする鍵の持ち手を包み込んでしまうその感触眼をとじるととろりと流れ出してくる向う側の残滓の匂い